FX用語: 2008年2月アーカイブ
FX取引をする際には、2つの通貨の組み合わせを選び通過ペアを決めなければいけません。
FX取引を初めてする人は通貨ペアはおそらく円と米ドルの組合せで始める人が多いでしょう。
しかし、通貨ペアには実にたくさんの種類があるをご存知ですか?
あなたは通貨ペアをいくつ知っていますか?
まだFX初心者のあなたも、そしてすでにさまざまなFX取引をしているあなたも、どんな通貨ペアがあるか知っておくことで今後のFX取引に活かすことができるのではないでしょうか。
取り扱い通貨ペアはFX取引会社によってさまざまです。
たいていの会社はアメリカドル、ユーロ、イギリスポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスプランなどをベースにして10~60通貨ペアを取り扱っています。しかし中には150もの通貨ペアを取り扱っているFX取引会社もあるのです。
150通貨ペアを取り扱っているジェイ・エヌ・エスは上記の通貨以外にシンガポールドル、デンマーククローネ、トルコリラ、アラビアラト、チェココルナ、ハンガリーフォリントなど実にさまざまな通貨を取り扱っています。中にはほとんど耳にした事のない通貨もあり、興味深い通貨ペアでの取引をすることができるようになっています。
あなたも自分の興味のある国の通貨を調べてFX取引をしてみてはいかがですか?
FX取引をはじめる時のFX取引会社選びの大きなポイントの一つに手数料があります。
手数料には1回の取引にかかる片道手数料、月額口座維持費などがあります。
手数料の一つである月額口座維持費は無料であるFX取引会社が最近ではほとんどのようです。しかし、手数料がかかるところもあるので、口座を開設する際はきちんと調べておきましょう。
片道手数料は無料のFX取引会社もありますが、手数料がかかるところもたくさんあります。
片道手数料が無料のFX取引会社にはエフエックス・オンライン・ジャパン、新日本通商、マネーパートナーズ、アトランティック・フィナンシャル・コーポレーションなどがあります。(取引内容によっては手数料がかかる場合もあります。)
片道手数料がかかるFX取引会社では基本的に一万通貨単位毎に手数料がかかります。その片道手数料はFX会社によって違い、一万通貨単位毎に100円だったり、200円だったり、500円だったりとさまざまです。しかし、片道手数料がかかるFX取引会社でもデイトレードに関しては手数料が無料というところもあります。
手数料は取引会社、取引メニューによって変わるので、口座を開設する際は必ずFX取引会社の資料やサイトで確認しましょう。
FX取引会社を選ぶ中で一番重要なのが信用性です。
もちろん手数料の有無、携帯電話対応の有無、スワップポイントなどFX取引会社を選ぶポイントはたくさんあります。しかしいくら手数料が無料でも、携帯電話対応がされていても信用性が低いFX取引会社では安心して投資をすることができませんよね。
もし口座を開いたFX取引会社が倒産してしまったらどうなるでしょう?
FX取引会社が倒産した場合、取引会社によっては保証金が戻らない場合もあります。
いくら手数料が安くても取引会社の倒産で保証金が戻らなければ意味がありません。そんな信用性の低い会社とは取引したくないですよね。
ではどうやって信用性をみるか?
信用性をみる目安として、信託保全をしているかどうかをチェックすることをオススメします。
信託保全とは投資家が保証金としてFX取引会社に預けたお金をそのFX取引会社が信託銀行に資産と分別して信託し保全することです。こうすることでFX取引会社が倒産した際、投資家が預けた保証金を守ることができるのです。
一方で信託保全をしてないFX取引会社と取引していた場合、その会社が倒産した際、預けた保証金は返ってきません。
FX取引会社を選ぶ際は、信託保全をしているかどうかチェックしましょう。
FX取引を始める際、取引会社を選ぶことはとても重要なポイントです。
あなたは取引会社を選ぶ時、どの点を重視しますか?
信用性ですか?手数料ですか?レバレッジですか?
FX取引会社を選ぶときに重視して欲しい点に信用性があります。
この信用性を見るために必ず信託保全がされているかどうかをチェックしてください。
信託保全がされているFX取引会社は万が一倒産しても、預けた保証金は信託保全によって守られているため戻ってきます。しかし、信託保全をしてないFX取引会社の場合、その会社が倒産したとき預けた保証金は戻ってこないのです。
信託保全しているFX取引会社には、外為どっとコム、FXCMジャパン、三貴商事、 ジェイ・エヌ・エス、上田ハーロー、ひまわり証券、エフエックス・オンライン・ジャパンなどがあります。
FX取引会社によっては信託保全されていない会社も多く、また信託保全されていても内容があまりよくない会社もあります。その他、会社資産と顧客資産を分別管理をしていると公表しているFX取引会社の中には自社で分別管理をしていて信託銀行で分別管理されていない場合があります。この場合は安全性が低いので気を付けましょう。
通常のFX取引と違うスタイルで注目を浴びている取引所取引のくりっく365。
ここでは取引所取引のくりっく365と非取引所取引(くりっく365以外のFX取引)との違いをご紹介します。
FX取引において重要ポイントである取引価格。非取引所取引の場合、取引会社によって取引価格が違い会社によってはスプレッド幅が広かったり、価格決定方法を開示していないところなどがあります。そのため取引会社を選ぶ時は注意が必要です。それに対しくりっく365は複数の金融期間の提示価格から投資家に有利な価格を取引所が提示するので信頼性が高いといえるでしょう。
スワップポイントは非取引所取引の場合、たいていの取引会社が受取金額を低くそして支払金額を高く設定しています。通常この差額がFX取引会社の利益になります。それに対し、くりっく365は受取金額も支払金額も同額に設定されており、透明性が高く安心といえるでしょう。
取引会社が倒産した場合は、非取引所取引は取引会社により保証金などの保全方法がさまざまであるため、返却されない場合もあります。それに対しくりっく365は保証金の全額を取引所に預託することが義務づけられているため、取引会社が倒産しても保証金は全額返却されます。
その他、非取引所取引は税率が15%~50%で所得金額に応じて変化するのに対し、くりっく365の税率は一律で20%となっています。そのためFX取引で大きな利益を出す人はくりっく365の方がお得と言えるでしょう。
非取引所取引とくりっく365の違いを上手く利用して、是非あなたに合ったFX取引をして下さい。
FX初心者の人やこれからFX取引を始めるという人にとってFX取引は専門用語がいっぱいで、なにがなんだか分からない未知の世界というイメージが強いのではないでしょうか?
FX取引において専門用語を理解することはとても大切なことです。
ここではFXでよく使われる専門用語、スポット取引についてご紹介します。
スポット取引とは直物取引(じきものとりひき)とも呼ばれ、取引成立日の2営業日後に、資金の受け渡しを行う最も基本的なFX取引のことを言います。
たとえば、月曜日にFX取引をしたとします。その場合、水曜日が決済日となり資金の受け渡し日となります。ここで一つ注意しなければいけない点があります。それは外国為替市場が休場となる土・日は受け渡しが行われないということです。そのため木曜日にFX取引をした場合は、資金受渡日は2営業日後の翌週の月曜となります。つまり土・日は数に入れないようになっているのです。ですから、金曜日にFX取引をした場合は翌週の火曜日が資金受渡日となるのです。
スポット取引は、海外に外貨の受払い口座があることも多く、当日決済が間に合わないこともあるという点を考えた取引といえるでしょう。
FX取引をする上で覚えておきたい専門用語にロールオーバーがあります。
ロールオーバーとは何のことかご存知ですか?
すでにFX取引をしている人にとってはお馴染みの言葉になっているのではないでしょうか。
ロールオーバーとは、FX取引の決済日を先に延ばすことを言います。
通常、FX取引では、取引確定日(約定日)の翌々営業日、つまり2営業日後が決済日となり資金の受け渡しをします。しかし、ロールオーバーを行うことによってその決済日を先延ばしにし、3営業日以降に資金の受け渡しをすることができるのです。
ロールオーバーを行うことにより、ポジションを持ちつづけることができます。そしてまた、ロールオーバーを行うことで、1日ごとにスワップポイント(金利が違う2つの通貨を売買することよって発生する通貨間の金利差のこと)が発生するのです。
FX取引では、自動的に決済日を延ばすこのロールオーバーシステムが導入されています。
これにより投資家の思い通りの方向に為替相場が動いているときにそれを維持したり、スワップポイントを得ることができるのです。(スワップポイントは払わなければならないときもあります。)
為替相場は変動するものです。必ず定期的にチェックし、FX取引をそのまま放っておいたりしないようにしましょう。